プラス思考で、ガンと生きる日々

脳腫瘍・肺がん治療、そして時々「街日記」

分子標的薬タグリッソ服用 記念すべき(?)200日め

ほんとに毎日暑いですね。

今年は行っていないけれど、愛知県豊田市小渡の夢かけ風鈴、過去picです。ちょっと涼しさを期待して……。

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前回の記事「タグリッソ日本国内医薬品売上高第3位」では、「絶賛タグリッソ」って感じで書いてしまいましたが、meadow12.hateblo.jp

数えてみたら、なんと今日で、タグリッソを飲み始めてから、ちょうど200日目。2021年1月中旬から今までに200錠のタグリッソを飲んだということになります。

最初は、物珍しさもあって、「服薬手帳」をつけたり、アプリのTダイアリーにチェックしたりしていたのですが、最近はついついそれも疎かになり、飲むのがあたりまえの日課になっています。

↓スマホアプリTダイアリーです。

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タグリッソは、抗がん剤の中で、代表的な分子標的薬で、EGFR遺伝子変異が陽性の非小細胞肺がんの治療に用いられます。非小細胞性肺がんの治療には、外科的療法(手術)、放射線療法、薬物療法がありますが、

私の場合、脳転移があったため(←ここは、あえて過去形にしたいです。脳腫瘍の手術後、脳に関しては完治したと思ってます)ステージ4の非小細胞肺がんと診断され、手術対象ではなく、薬物療法主体で治療を進めることになりました。

で、このタグリッソを毎日1錠ずつ飲んでるわけです。

 

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今までの経過を簡単にまとめてみますね。

1~20日め(タグリッソ80mg)2021.1~

とくに大きな体調変化はなし。よく見られるらしい下痢症状もほとんどなし。

「高価な薬を飲んでいる」という緊張感があったぐらいです。

21日~40日め(タグリッソ80mg)2021.2~

ぽつぽつと発疹が出てくる。いわゆる皮膚症状。

血液検査で、かなり白血球が減少していると指摘されましたが、そこまでの自覚なし。すぐに寝てしまうかな、疲れやすくなったかな、という気はしてました。

41日~70日め(タグリッソ40mg)2021.3~

皮膚症状が悪化したため、タグリッソ半量40mgになりました。

主治医の先生から「このままタグリッソを続けますか?」と確認されましたが、せっかく飲み始めたし、皮膚障害は薬が効いてる証拠という言葉を信じて、服用を継続。とはいえ、皮膚のダメージはかなりひどいし、一日中身体はだるいし、このころが一番副作用がきつかったような気がします。

meadow12.hateblo.jp

 71日~130日め(タグリッソ40mg)2021.4~2021.5

皮膚症状が、かなり改善されました。赤いポツポツが出ては治り、出ては治り、って感じです。あいかわらず、身体がだるくて、筋肉痛・関節痛があります。とはいうものの、お花見に行ったり、確定申告の手続きをしたり、自分からわざわざ「私、ガンなんです」などと宣言しなければ、気づかれないぐらい普通の生活ができていました。

131日~200日(タグリッソ40mg)2021.6~現在

いわゆる小康状態というのでしょうか。落ち着いた生活ができています。「とにかくだるい」など、細かい体調不良はいっぱいありますが、何といっても、肺がんステージ4ということを考えれば、相当良い感じなのではないかと思います。コロナ蔓延状態でなければ、海外旅行も可能ではないかと思える安定感です。(大げさかな。)

ただ、このタグリッソ、永久に効果があるわけではないので、約1年半らしいです。まぁ、その時のことは、その時考えれば良いわけですし。

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さて、ワクチンの注射を持ったアマビエ様登場です。
コロナワクチンですが、私はまだ予約もしていません。たぶんもう少し様子を見るつもりです。

がん療養中だから、ワクチンを打てないということはないようですが、自分自身が、まだまだその効果や説明に半信半疑なので。

世の中では、ファイザー製かモデルナ製かで、アストラゼネカ製は話にならないという感じですが、タグリッソはアストラゼネカの薬なので、ちょっと複雑な気分です。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、さらに細かい現在の体調報告をする予定です。肺がんで、タグリッソ服用を考えてる方の目にも留まればいいな、と思ってます。

よろしくお願いします。