プラス思考で、ガンと生きる日々

脳腫瘍・肺がん治療、そして時々「街日記」

おうちGW 手作りランプを作ってみました。

今週のお題「おうち時間2021」

全国的に「おうち時間」は増えているけれど、私の場合は、昨年の冬以来、「がんサバイバー」になってしまい、必然的に「おうち時間」が激増しています。

GW最終日は雨、こんな日はおうちでゆっくりと、おうち時間を満喫するのが一番です。

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道の駅「みのかも」で買った、「手作りランプキット」を使って、工作してみました。

道の駅「みのかも」は、岐阜県美濃加茂市にある道の駅です。伝統的工芸品「美濃和紙」と東濃ヒノキの小片がセットされた、手作りキットを売ってたので、おうちGWにぴったり、と思い、早速作ってみました。

キットなので、枠をボンドで組み立てて、和紙を貼るだけなんですが、とても楽しかったです。

光が和紙を通して柔らかくなるように、貼る紙を選ぼうとか、手でちぎった方が伝統的な和紙の雰囲気が出るよね、とか、小さな工夫ですが、一生懸命になっちゃいました。

最後は、ペーパーで木の角などを滑らかにして出来上がり。わざわざ部屋を暗くして、写真撮ってみました。ほんとに小さい子みたいですね。

自分では、かなり満足のいく出来でした。

病気になって以来、すぐに疲れるようになってしまい、集中力も続かなくてイヤだなぁ、なにもできないなぁ、と思っていましたが、今日の手作りランプ作成、久々に無心で取り組めました。

 

余命宣告なんてされると、どうしても欲張りになっちゃいます。残された時間をいかに有意義に使おうかと。

しかも「抗がん剤治療」も、入院ではなく「おうち時間」として過ごせるのだから、「だるい、だるい」と横になってるだけではもったいない。

何もしなくて、のんびりなんて、性に合わない。一日中、自由になる時間があるのだから、何かしなくちゃ……。

でも、やっぱり「がん」だからでしょうね、悲しいかな、身体がついていかない。

………これでかなりジレンマに陥っていたのですが、何となく、工作を一生懸命やっただけの今日の「おうち時間」の使い方で、ふっきれたところがあるような気がします。

やれることをやる、これって結構気分いいことなんですよね。「今は無理、のんびりししてた方がいいよ」と言われることを、情けないと思うのではなく、素直に聞くべきなんですよね。

健康な時と全く同じようにできるわけがないということは、まず受け入れて、ささやかな楽しさも、今まで以上に大切にしていきたいな、と思います。

 

本日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。